ダナン在住者が毎回連れて行く!世界遺産ホイアン旧市街とは
ダナンに住んで数年が経ちますが、日本から友人や家族が遊びに来るたびに必ず連れて行く場所が「ホイアン旧市街」です。「また来たの?」と思うくらい何度訪れても飽きない魅力がある街で、初めて来た人は全員「写真撮りすぎた」と言います。
ホイアン旧市街は1999年にユネスコ世界文化遺産に登録された、ベトナム中部を代表する観光地。15〜19世紀にかけて東西交易の拠点として栄えた港町で、日本人町や中国人町の面影が今もそのまま残っています。昼間は黄色い壁と木造建築が織りなす異国情緒あふれる街並みが楽しめ、夜になるとカラフルなランタンの灯りが川面に映り込む幻想的な景色に変わります。インスタ映えという言葉が生まれる前から「フォトジェニック」な街として世界中の旅行者を魅了してきた場所です。
【2026年最新】ダナンからホイアンへのアクセス方法と料金比較
ダナンからホイアンへのアクセス方法はいくつかあります。2026年現在の最新情報をまとめました。
グラブ(Grab)タクシーを使う方法【最もおすすめ】
ダナン在住の私が一番おすすめするのはGrabアプリを使ったタクシーです。ダナン市内中心部からホイアン旧市街まで所要時間は約35〜45分。2026年現在の料金目安は以下の通りです。
- GrabCar(乗用車):約200,000〜280,000VND(約1,200〜1,700円)
- GrabBike(バイクタクシー):約80,000〜120,000VND(約480〜720円)
アプリで行き先を設定するだけで料金が事前に確認でき、ぼったくりの心配がないのが最大のメリット。帰りもアプリで呼べるので安心です。ただし夜間や雨季のピーク時は料金がサージ(割増)になることがあります。
ツアーバス・シャトルバスを使う方法
ホテルや旅行会社が催行するシャトルバスも利用できます。ダナン市内の主要ホテル前から出発し、1人あたり約60,000〜100,000VND(約360〜600円)程度。ただし時間が決まっているため、ゆっくり観光したい方は帰りの時間に注意が必要です。
レンタルバイク・レンタル自転車で行く方法
ダナン在住者やバックパッカーに人気なのがレンタルバイク。ダナン市内でレンタルできるバイクは1日あたり約100,000〜150,000VND(約600〜900円)。ホイアンの旧市街自体は自転車や徒歩での移動が主体なので、到着後は旧市街外の駐輪場に停めることになります。ただし交通マナーに慣れていない方にはリスクもあるためご注意ください。
路線バス(バス1番)を使う節約方法
予算を抑えたい方には路線バスという選択肢もあります。ダナンからホイアン方面へのバスは1人約20,000〜30,000VND(約120〜180円)と格安ですが、本数が少なく所要時間も1時間以上かかる場合があります。旅行者より地元民向けのオプションです。
【2026年最新】ホイアン旧市街の入場チケット料金と購入方法
チケットの料金(2026年現在)
2026年現在、ホイアン旧市街の入場チケットは1人あたり180,000VND(約1,080円)です。以前は120,000VNDでしたが値上がりしています。チケットには観光マップが付属しており、5カ所の施設に入場できるクーポン綴りになっています。
- チケット料金:180,000VND/人(約1,080円)
- 対象施設:お寺・古民家博物館・民俗博物館・工芸品展示館・日本橋(来遠橋)など20カ所以上から5カ所選択
- 子ども(6歳以下):無料
チケットなしで入れるエリアはある?
実はホイアン旧市街の「散策自体」はチケットなしでも楽しめます。チケットが必要なのは各施設の内部に入る場合のみ。黄色い街並みの中を歩いたり、カフェでのんびりしたり、ショッピングを楽しむだけならチケット不要です。
ダナン在住の私的には、初めて来る方には絶対チケット購入をおすすめします。日本橋(来遠橋)内部への入場や古民家見学は、ホイアンの歴史を深く知るうえで外せない体験だからです。2回目以降で「雰囲気だけ楽しみたい」という方はチケットなしでも十分満足できます。
チケット購入場所
旧市街の複数の入口にチケットカウンターが設置されています。現金(ベトナムドン)での支払いが基本ですが、一部カウンターではカード払いも対応しています。混雑する時間帯(午前10時〜正午、午後2時〜4時)は列ができることがあるので、開門直後の早朝か夕方以降に訪問するのがコツです。
ホイアン旧市街マップ|エリア別おすすめスポット
旧市街は東西に走るチャン・フー通り(Tran Phu)を中心に広がっています。観光の起点となるのはトゥボン川沿いのホイアン市場周辺。ここからチャン・フー通りを西に向かって歩くのが基本ルートです。徒歩でも1時間あれば主要スポットを一周できるコンパクトさが魅力。
絶対外せない!ホイアンの定番観光スポット
【来遠橋(日本橋)】17世紀初頭に日本人商人が建設したとされる屋根付きの橋で、ホイアンを代表するシンボル。2024年に修復工事が完了し、きれいな状態で見学できます。東側から抜ける場合はチケットが必要ですが、橋の外観写真は無料で撮影できます。朝早い時間帯は人が少なくゆっくり撮影できるのでおすすめです。
【福建会館(フクキエン会館)】中国・福建省出身の華僑が建てた豪華な廟。朱色と金色を基調とした装飾が圧巻で、境内の龍の噴水は特に人気の撮影スポット。チケット1枚で入場できます。
【タン・キー古民家(Tan Ky Old House)】200年以上の歴史を持つ古民家を博物館として公開。日本・中国・ベトナムの建築様式が混在する独特の構造が見どころ。チケット1枚で入場できます。当時の生活道具や交易品なども展示されており、ホイアンの歴史をリアルに感じられます。
【ホイアン市場】旧市街の東端、トゥボン川沿いにある活気ある市場。地元の食材や土産物が並ぶエリアと、フォーやバインミーなどローカルフードが楽しめるフードコートエリアがあります。チケット不要で入場できます。
ホイアンの昼と夜、どっちがおすすめ?在住者が正直に比較
昼のホイアン|明るい街並みと活気あるショッピング
昼間のホイアンは鮮やかな黄色の壁と色とりどりのランタンのコントラストが美しく、写真映えは最高です。ただし午前10時以降は観光客が一気に増え、特に日本橋周辺は写真を撮るのも一苦労。ダナン在住の私が最もおすすめする昼間の訪問時間は朝7時〜9時。地元の人が市場で買い物をする時間帯で、観光客も少なく、朝の柔らかい光の中で街並みを撮影できます。
夜のホイアン|ランタンの灯りが作る幻想的な世界
夕方5時を過ぎると街の雰囲気が劇的に変わります。無数のランタンに灯りがともり、トゥボン川に映り込むランタンの光が幻想的な夜景を作り出します。特に旧暦の14日(月に一度のランタン祭り「フルムーン」)の夜は電灯が消されランタンだけが光る特別な夜となり、一生に一度は見るべき絶景です。2026年のフルムーンの日程は事前に確認しておきましょう。
夜間は旧市街への車両乗り入れが制限されるため、より安全に歩けるのも夜ならではのメリット。川沿いのレストランでディナーを楽しみながらライトアップを眺めるのが私の定番コースです。
ホイアンで絶対食べたいグルメ5選|在住者が通うローカル店も紹介
カオラウ(Cao Lau)
ホイアンにしか存在しないとされる麺料理。太めの麺に豚肉・野菜・クルトン状のバリバリした揚げ麺をのせて食べます。旧市街の屋台で1杯約35,000〜60,000VND(約210〜360円)。在住者的おすすめは市場内の屋台でのカオラウ。午前中が特においしい。
ホワイトローズ(バインバオ・ザン=White Rose Dumplings)
薄い米粉の皮でエビを包んだ蒸し餃子で、バラの花のような形が特徴。ホイアンの名物料理のひとつで、旧市街内の多くのレストランで食べられます。1皿約50,000〜80,000VND(約300〜480円)。
バインミー(Banh Mi)
実はホイアン発祥説もあるバインミー。旧市街にある「バインミー・フィン(Banh Mi Phuong)」は数々のメディアで取り上げられた有名店で、常に行列ができています。1個約35,000〜45,000VND(約210〜270円)。
コム・ガー・ホイアン(ホイアン風チキンライス)
ターメリック風味のご飯にほぐし鶏肉をのせたホイアン名物。あっさりしていて食べやすく、ランチにぴったり。旧市街外の食堂だと1皿約40,000〜60,000VND(約240〜360円)で食べられます。
チェー(Che)
ベトナム風ぜんざい・かき氷。ホイアンの街歩きで疲れたときの休憩に最適。旧市街内のカフェや屋台で1杯約20,000〜40,000VND(約120〜240円)。
ホイアンでおすすめのオーダーメイドテーラー体験
ホイアンといえばテーラー(仕立て屋)も見逃せません。旧市街には数百件のテーラーが軒を連ねており、自分好みのアオザイやドレス・スーツをオーダーメイドで作れます。料金は生地・デザインによって大きく異なりますが、アオザイの場合1着約400,000〜1,500,000VND(約2,400〜9,000円)が目安。仕上がりまで最短24時間〜48時間かかるため、ホイアンに2日以上滞在するか、ダナン旅行の初日に注文して最終日に受け取るスケジュールがベストです。
私のおすすめは旧市街から少し外れたローカルエリアのテーラー。旧市街内の有名店より価格が安く、丁寧な仕事をしてくれる店が多いです。ただし品質にはばらつきがあるため、複数店舗を比較してから注文することをおすすめします。
ホイアン観光のベストシーズンと気候情報
ホイアンを訪れるベストシーズンは2月〜8月の乾季。特に3月〜5月は気温も高くなりすぎず、晴れの日が多くて観光に最適です。ただし2026年の5月〜6月は気温が35度を超える日も多いため、熱中症対策(水分補給・帽子・日焼け止め)は必須です。
注意が必要なのが9月〜11月の雨季・洪水シーズン。ホイアンはトゥボン川沿いに位置するため、毎年この時期に浸水被害が発生します。旧市街が膝下まで浸水することも珍しくなく、2025年10月にも大規模な浸水がありました。この時期に訪問する場合は現地の天気予報を必ずチェックし、長靴やサンダルを持参することをおすすめします。
ダナン在住者が伝えるホイアン観光の注意点とリアルな情報
観光客向けの価格交渉について
旧市街のレストランや土産物屋では、観光客向けの価格設定になっていることがほとんどです。特にトゥボン川沿いのランタン販売や屋台は値段の表示がなく、言い値で売ってくることがあります。購入前に必ず値段を確認し、相場より高いと感じたら遠慮なく交渉しましょう。
日焼けと熱中症対策を万全に
ホイアンの旧市街は基本的に徒歩での移動になります。日中は日差しが強く、4月〜8月は特に過酷。日焼け止め・帽子・サングラス・水は必ず持参してください。旧市街内にはカフェやドリンクスタンドが多いので、こまめに休憩しながら観光するのがコツです。
スリや置き引きに注意
観光地として有名になったホイアンは、残念ながらスリや置き引きのリスクも高まっています。バッグは体の前に持つ、貴重品は宿に置いていく、スマホを無防備にテーブルに置かないなど基本的な対策を心がけてください。
日本橋の修復工事完了について
2022年から続いていた日本橋(来遠橋)の修復工事は2024年に完了しました。2026年現在は通常通り見学できます。工事前とは外観が少し変わったという声もありますが、修復後も変わらずホイアンのシンボルとして存在感を放っています。
【まとめ】ホイアンは何度でも行きたくなる場所
ダナンに住んでいると「またホイアン行くの?」と思うこともありますが、毎回新しい発見があるのがホイアンの魅力です。昼と夜で全く異なる表情を見せ、季節によっても街の雰囲気が変わります。グルメ・ショッピング・歴史・写真撮影と旅行者が求めるものが全てそろっているのがホイアン旧市街。ダナン旅行のついでに立ち寄る場所ではなく、ホイアンをメインに旅程を組むくらいの価値がある場所です。
初めて訪れる方は朝イチでダナンからGrabで向かい、午前中にチケットを購入して主要スポットを回り、ランチはカオラウ、午後はテーラーでアオザイをオーダー、夕方から夜のランタンの灯りを楽しむ…このルートが在住者としての最強プランです。ぜひ参考にしてみてください。